2015 Bouldering WORLDCUPシーズンが終了しました。
#1 Tronto CANADA 2位
#2 Vail USA 2位
#3 Chongchin CHINA 1位
#4 Hayang CHINA 2位
#5 Munich GERMANY 4位
Bouldering Overall 年間ランキング 1位
たくさんの応援、ありがとうございました。
素晴らしいシーズンだったとおもいます。そしてもちろん4度目となる年間チャンピオンを獲得することが出来、とても嬉しいです。しかし今年は上位選手不在もあり、私にとって最大の成果ではないと感じています。この結果に満足せず、更に上を目指さなければいけません。
なぜなら今年は年間を通して、確かに成績は安定してよかったし、メンタルや経験値を生かして成績を残す能力は高かったと自負していますが、フィジカル面においては全く満足出来る仕上がりではありませんでした。成績面では嬉しい反面、パフォーマンスについてはとても悔しいです。
さらには最終戦の10日前に、怪我をしてしまいました。ヒールしている足の爪先がスタックしたままムーブしてしまい、聞いた事もない骨と骨が擦れる音がしました。左足の腓骨の靭帯損傷、肉離れか脱臼だと思います。翌日は歩けない程の腫れと痛みで、初めて選手生命の危機を感じました。自分の不注意と、不運が重なってしまいました。
真っ先に千葉啓史コーチに連絡すると、病院からリハビリまで全てセッティングしてくれました。不幸中の幸いで、自分の武器でもある身体の柔らかさが功を奏し、膝には問題なかったので驚く程早く回復しました。クライミングが出来ない間は、リハビリや上半身や体幹のトレーニングをしながら仕事やオリンピックのプレゼンのお陰で元気でいられました。
年間表彰があったので、最終戦に行く事は決めていました。ただ出場は前日まで迷いました。初めて経験する大きな怪我、今自分がすべき最良の判断はなんなのか。毎日周りの声に耳を傾け、自分の体に耳を傾けました。結果出場を決め、歩けない状況から4位入賞したことは本当に驚いています。大会中は痛みよりも恐怖心が問題だったけど、決勝では自分のクライミングを楽しむところまで持って行けました。
また、最終戦ミュンヘンでは次世代の急激な成長と強さに大きな焦りを感じました。来年のWORLDCUPは熾烈な戦いになると確信しました。正直自分がこの先どこまで戦えるのか、不安だらけです。しかしWORLDCUPも岩場も、クライミングを通してまだまだやりたいこと、やるべきことがたくさんあります。楽し過ぎます。きちんと足のリハビリをし、いち早くトレーニングに戻り、怪我を糧に強くなりたいです。
今度の予定としては、9月に来年のWORLDCUP・世界選手権の為のトレーニング@GERMANYとAdidas ROCK STAR。そしてスイスに岩登りツアーにいきます。LEADのWORLDCUPは最終戦クラニ大会のみの出場。〆はアジア選手権で混合3種目？その他にも四国や九州へ岩登りツアーとモリモリ沢山！！！
まだまだ2015年、こっからあげていきますよー★
今後とも応援よろしくお願いします！
そしてたくさんの応援、サポートありがとうございました！
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