《日文解釋 日本語解説 2019年11月25日》
民主派388議席、親中派59議席、派閥不明5議席
(452議席中）
これが2019年香港区議会選挙の最終結果となります。
民主派が全議席の85%以上を占め、圧勝しました。
投票率は、香港史上最高の71.2%でした。
区議員は市民の生活に密着してくれる存在ですが、立法会議員とは異なり、政治的な役目は薄いため、通常ではここまで大きく注目されることはありませんでした。ですが、区議員選挙は全香港の全有権者を対象に行われるため、今回は全民投票として香港の民意を問う意味合いを強く持つこととなり、世界中から注目を集めました。
結果として、この選挙によって、民主的に「香港市民の民意」を形にして、強く世界に示すことができました。
これまで親中派が7割を占めていた区議員議席を逆転し、民主派が全議席の8割以上を占めたこと、
これが、香港政府や暴力警察との半年にも及ぶ抗争を経た上での、11月24日時点での「香港の民意」なのです。
日本報道や日本語ツイートでも散見する「香港の抗議活動は市民の支持を失いつつある」、この『存在しないサイレントマジョリティー(市民)』を主張していた人たちが、今回の選挙結果で「色々なことがあっても、抗議活動への支持は決して失っていない」という現実を見てくれることを期待します。香港市民の敵は、暴政と暴力警察です。
香港市民は、いつまでも区議員選挙での圧勝に喜んでいられません。
理工大学では、もう一週間以上も校内の劣悪な環境の中に学生たちが閉じ込められています。
まずは、一刻も早く彼らが救出されますように。
そして、一日も早く公権力の暴走にブレーキがかけられ、暴力行為と権力乱用を続ける警察の責任が追及されますように、私もこれからも求めていきます。
光復香港 時代革命！五大訴求 缺一不可！願榮光歸香港！
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