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「Would」の活用法(総まとめ)
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これまで私が生徒さんから最もよくされた質問の一つが「would」の使い方でしょう。wouldを用いた表現は本当に沢山あり、それら全てを説明するのは容易ではありません。そこで今回、過去の記事でも紹介した用法を含め、日常会話において基本となるwouldの用法を、4つの状況毎になるべく分かりやすくまとめてみました。長くなりますが、どうぞ最後まで読んでみて下さい。
~過去の話をする時~
--------------------------------------------------
1) I thought it would rain.
→「雨が降ると思っていました」
--------------------------------------------------
過去のある時点で、その先に起こることを予め予測や推測をしていたことを示す言い方です。例えば、「I thought it would rain so I brought an umbrella.(雨が降ると思っていたので、傘を持ってきました)」や「Since I was a kid, I knew I would become a teacher.(私は子供の時から先生になると分かっていました)」のように表現できます。
また、「He said he would _____.(彼が〜すると言っていました)」のように誰かが(過去に)言ったことを他の誰かに伝える状況でも使われます。ポイントは、誰かが何かをすると約束したり、何かをすると意思を述べたことを、他の誰かに伝える状況で用いるのが一般的です。例えば、「He said he would buy coffee for us.(彼は私たちにコーヒーを買うと言っていました。)」や「She said she would talk to him about that issue.(その問題について、彼女は彼に話すと言っていました)」という具合に使われます。
✔Wouldの後は動詞の原形がフォロー。
<例文>
When I met my wife 5 years ago, I knew I would marry her one day.
(5年前に妻と出会った当初から、私たちは結婚すると思っていました。)
I never thought this proposal would go through.
(この提案が通らないことは最初から分かっていました。)
She said she would come to the party.
(彼女はパーティーに来ると言っていました。)
--------------------------------------------------
2) She would not help me.
→「彼女は手伝ってくれようとしませんでした」
--------------------------------------------------
Wouldの後にnotを付け、否定文(Would not)にすることで「〜しようとしなかった」という意味になります。基本的に何かしらの依頼や申し出に対し、乗り気じゃない、協力的じゃない、積極的に応える意欲がない、などのニュアンスで断ったことを表します。例えば、親に何度も仕送りをして欲しいと頼んでるが、いっこうにしてくれない状況では「My parents would not send me money.(私の両親は、仕送りをしようとしてくれない)」と言うことができます。
また、人に限らずテレビやパソコン、車などの機能に対してもwould notを使うことができます。例えば、「今朝、車のエンジンがかかりませんでした」は「My car would not start this morning.」となります。
✔肯定文にしても「〜してくれた」とはならず、意味が変わってしまうので注意。「My parents would send me money」と言うと「両親が仕送りをしてくれた」とはならずに、「両親が(何度も)送金した」を意味する。詳しくは下記の3)の解説を参照。
<例文>
I asked him many times but he would not tell me what happened.
(彼に何回も聞きましたが、何が起こったのか教えてくれませんでした。)
My girlfriend is really upset with me. She would not talk to me.
(彼女は私に怒っていて口をきいてくれませんでした。)
I charged my phone but it would not turn on.
(携帯を充電したけど電源が入らなかった。)
--------------------------------------------------
3) In the summer, I would go camping with my friends.
→「夏によく友達とキャンピングに行っていました」
--------------------------------------------------
過去によくやっていた行動パターンや習慣を表す際にもwouldが使われ、used to(よく~したものだ)と似たような役割を果たします。しかし、used toの場合は、習慣となっている行動がより高頻度なもので、且つ“今はもうしていない”ということを強調するニュアンスがあるのに対し、wouldの場合は、習慣となっていた行動頻度が週1回であろうと年1回であろうと、その頻度には関係なく「よく〜した」ということが話の趣旨となります。例えば、「When I was a kid, my grandmother would bake cookies.(子供の頃、私の祖母はよくクッキーを焼いてくれていました)」と言うと、クッキーを作る頻度ではなく、祖母がクッキーを作ってくれていたことが要点になります。それに対し、「私は高校生の頃、毎日サッカーの練習をしていました」と言いたいのであれば、used toを使って、「I used to practice soccer every day in high school.」と言うのが適切です。“毎日練習していた”ことが強調され、且つ“今はもう練習をしていない”ことが相手に伝わります。
✔過去の“状態”を表す場合はwouldではなくused toを使う。例えば「過去にオートバイを持っていました」は「I used to have a motorocycle.」と言い、「I would have a motorcycle」とは言わない。
<例文>
When I lived in Japan, I would go out drinking almost every week.
(日本に住んでいた頃、ほぼ毎週飲みに行っていました。)
Sometimes she would come over and cook Mexican food for us.
(時々、彼女はうちにきてメキシカン料理を作ってくれました。)
During the winter, I would get together with my friends and do a nabe party.
(冬に友達とよく鍋パーティーをしていました。)
~仮定の話をする時~
--------------------------------------------------
1) If I won the lottery I would buy a house.
→「もし宝くじが当たったら家を買います」
架空の話や実際には起こり得ない出来事について話す時にもwouldを使います。一般的に「If _____, I would _____.(〜だったら〜する)」の形式で表現します。例えば、「世界中のどこにでも住めるとしたら、ハワイに住みます」は「If I could live anywhere in the world, I would live in Hawaii.」と言います。
✔文末に「if I knew」に付け足してもOK。
<例文>
If you could date a celebrity, who would it be?
(もし、芸能人と付き合えるとしたら、誰と付き合う?)
I would tell you where she was if I knew.
(彼女がどこにいるか知っていたら教えているよ。)
If I found a hundred dollars on the ground, I would take it to the police station.
(もし100ドルを拾ったら交番に届けます。)
--------------------------------------------------
2) Would you try online dating?
→「あなただったら出会い系サイトを試してみますか?」
--------------------------------------------------
相手に“もしも”の質問を投げかける時は「Would you _____?」と表現するのが定番で「あなただったら〜しますか?」を意味します。相手の意見やアドバイスを尋ねる場合は「What would you _____?」と表現します。例えば、「あなただったらどうしますか?」と聞くなら「What would you do?」、販売員に「あなただったら何をお勧めしますか?」と尋ねるなら「What would you recommend?」となります。
<例文>
Would you date someone older than you?
(あなただったら年上の人とお付き合いしますか?)
What would you do? Would you apologize?
(あなただったらどうしますか?謝りますか?)
Would you be open to living abroad?
(あなただったら外国に住むのはありですか?)
--------------------------------------------------
3) If I were you I would apologize.
→「私だったら謝ります」
--------------------------------------------------
「私だったら〜する」と相手の立場になって何かしらのアドバイスや提案をする場合に使われる表現です。shouldを使った表現よりも控えめに助言したい場合にピッタリの言い回しです。例えば、東京で給料の良い仕事のオファーが入ったが、家族の不幸で地元に引っ越さないといけなくなってしまったと友達に相談され、「私だったら仕事のオファーを断るかな」と言うなら「If I were you I would turn down the offer.」となります。
✔日常会話では「If I were you」を省いて、「I would _____」と直接言うことも一般的。
✔「If I were in your shoes, I would ______.(私があなたの立場だったら、〜をします」という言い方もある。
<例文>
If I were you I wouldn't go.
(私だったら行かないね。)
This milk expired 5 days ago. I wouldn't drink that if I were you.
(この牛乳の消費期限、5日前じゃん。私だったら飲まないよ。)
I would call them and ask for a refund.
(私だったら電話して返金を求めるけど。)
~丁寧・控えめな発言をする時~
--------------------------------------------------
1) Would you turn down the volume?
→「音量を下げてくれますか?」
--------------------------------------------------
人に何かをリクエストや依頼をする際に「Can you _____?(〜してくれる?)」よりも丁寧にお願いする場合は「Would you _____?(〜してくれますか?)」と表現します。例えば、「この用紙に記入してくれますか?」と丁寧に言いたいなら「Would you fill out this form?」になります。
✔より丁寧な言い方が「Would you mind _____?(〜してくれますか?)」。相手に気を使ったとても優しい質問の仕方。
<例文>
Would you close that window?
(あの窓を閉めてもらえますか?)
Would you be able to help?
(手伝っていただけないでしょうか?)
Would you mind changing seats?
(席を変わっていただけませんか?)
--------------------------------------------------
2) Would you like a drink?
→「お飲物はいかがですか?」
--------------------------------------------------
相手に「〜はいかがですか?」と何かを丁寧にオファーする際にピッタリの表現が「Would you like _____?」です。顧客や年上の人、または面識のない人に対して何かオファーする場合は、この表現を使うのが最も無難でしょう。例えば、会社に訪れた顧客に「熱いお茶はいかがですか?」と聞く場合は「Would you like some hot tea?」と言います。
✔友達や家族など、仲の良い人に対してこの表現はちょっと丁寧過ぎる。親しい関係であれば「Do you want _____?」でOK。
<例文>
Would you like a refill?
(飲み物のお代わりはいかがですか?)
Would you like to join us?
(よかったら一緒にどうですか?)
Would you like me to drive?
(私が運転しましょうか?)
--------------------------------------------------
3) I would say _____.
→「〜だと思う」
--------------------------------------------------
この言い方は自分の意見を述べたり何かを推定する時に使われ「〜だと思う」や「恐らく〜だろう」「〜かな」などに相当する表現です。ハッキリと言い切る感じではなく、物腰柔らかく控えめに発言している印象があります。例えば、「彼女、何歳だと思いますか?」と聞かれた際、相手に失礼ないよう謙虚に意見を述べる場合、「I’d say early thirties. Maybe 32.(30代前半だと思う。32歳くらいかな)」という具合に使います。
✔日常会話では「I would say」を「I’d say」と省略して言うことが多い。
✔大抵の場合、「I think」の代わりに「I’d say」が使える。「I think」よりも控えめな響き。
✔必ず答えが求めらるような質問をされた際、決定的な発言や返答を和らげる言い方として「I would have to say _____(〜と言わざるを得ない)」がある。
<例文>
I'd say it's a four to five hour drive.
(車で4時間から5時間くらいかかるかな。)
I'd say this logo looks the best. I like the color and simplicity.
(私はこのロゴが一番だと思います。色とシンプルさがいいと思います。)
Both speeches were excellent but I would have to say Adam's speech was better.
(二人ともスピーチは素晴らしかったですが、私はアダムのスピーチの方が良かったと思います。)
~自分の願望を述べる時~
--------------------------------------------------
1) I would love to go.
→「是非行きたいです」
--------------------------------------------------
「I would love to」は「I want to」と似た意味で「〜を(が)したい」といった強い願望を伝える時に使われれます。「I want to」の気持ちをより強調した言い方です。例えば、同僚に食事を一緒にしないかと誘われた際、「I would love to join you guys for dinner.」と言います。
✔相手の誘いを快く受け入れるときに使われる定番フレーズが「I’d love to!(喜んで!)」
✔その他、相手の誘いを丁寧に断るときに使われる決まり文句でもあり、「I’d love to ____ but _____(〜したいのは山々なのですが、〜)」が定番フレーズになる。
<例文>
I would love to meet with you next week.
(是非、来週お会いしたいと思います。)
I'd love to! What time should I be there?
(喜んで!何時に行けばいいですか?)
I'd love to stay and chat some more but I have to get going.
(残ってもっとお話をしたいのですが、そろそろ行かないといけません。)
--------------------------------------------------
2) I would like to think that ____.
→「〜であると考えたい」
--------------------------------------------------
この表現は「真相はわからないけど、そうであって欲しい・・・」のようなニュアンスとして使われます。例えば、Facebookの個人情報の取り扱いに対し、多少の疑いはあるものの情報はしっかり保護されていると信じたいといった気持ちを表す場合は「I would like to think that Facebook protects our personal information.」となります。また、自分の発言や意見を物腰柔らかく控えめなニュアンスにする役割もあります。例えば、「あなたは良い父親だと思いますか?」という質問に対し「I would like to think I’m a good father.」と答えると、「私は良い父親であると考えたいのですが・・・」といった具合に謙虚な響きになります。
✔日常会話では「I would」を「I'd」と短縮して言うことが多い。
✔「そうだと思いたい」は「I would like to think so.」
<例文>
I would like to think that hard work pays off.
(努力は報われると信じたいです。)
I would like to think professional athletes don't use drugs.
(プロスポーツ選手は、薬物を使用していないと信じたい。)
I would like to think my English is getting better.
(自分の英語力が上達してるって思いたいや〜ん。)
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同時也有10000部Youtube影片,追蹤數超過62萬的網紅Bryan Wee,也在其Youtube影片中提到,...
「early next week用法」的推薦目錄:
- 關於early next week用法 在 Hapa Eikaiwa Facebook
- 關於early next week用法 在 Hapa Eikaiwa Facebook
- 關於early next week用法 在 Hapa Eikaiwa Facebook
- 關於early next week用法 在 Bryan Wee Youtube
- 關於early next week用法 在 Travel Thirsty Youtube
- 關於early next week用法 在 スキマスイッチ - 「全力少年」Music Video : SUKIMASWITCH / ZENRYOKU SHOUNEN Music Video Youtube
early next week用法 在 Hapa Eikaiwa Facebook 八卦
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「Would」の活用法(総まとめ)
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これまで私が生徒さんから最もよくされた質問の一つが「would」の使い方でしょう。wouldを用いた表現は本当に沢山あり、それら全てを説明するのは容易ではありません。そこで今回、過去の記事でも紹介した用法を含め、日常会話において基本となるwouldの用法を、4つの状況毎になるべく分かりやすくまとめてみました。長くなりますが、どうぞ最後まで読んでみて下さい。
~過去の話をする時~
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1) I thought it would rain.
→「雨が降ると思っていました」
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過去のある時点で、その先に起こることを予め予測や推測をしていたことを示す言い方です。例えば、「I thought it would rain so I brought an umbrella.(雨が降ると思っていたので、傘を持ってきました)」や「Since I was a kid, I knew I would become a teacher.(私は子供の時から先生になると分かっていました)」のように表現できます。
また、「He said he would _____.(彼が〜すると言っていました)」のように誰かが(過去に)言ったことを他の誰かに伝える状況でも使われます。ポイントは、誰かが何かをすると約束したり、何かをすると意思を述べたことを、他の誰かに伝える状況で用いるのが一般的です。例えば、「He said he would buy coffee for us.(彼は私たちにコーヒーを買うと言っていました。)」や「She said she would talk to him about that issue.(その問題について、彼女は彼に話すと言っていました)」という具合に使われます。
✔Wouldの後は動詞の原形がフォロー。
<例文>
When I met my wife 5 years ago, I knew I would marry her one day.
(5年前に妻と出会った当初から、私たちは結婚すると思っていました。)
I never thought this proposal would go through.
(この提案が通らないことは最初から分かっていました。)
She said she would come to the party.
(彼女はパーティーに来ると言っていました。)
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2) She would not help me.
→「彼女は手伝ってくれようとしませんでした」
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Wouldの後にnotを付け、否定文(Would not)にすることで「〜しようとしなかった」という意味になります。基本的に何かしらの依頼や申し出に対し、乗り気じゃない、協力的じゃない、積極的に応える意欲がない、などのニュアンスで断ったことを表します。例えば、親に何度も仕送りをして欲しいと頼んでるが、いっこうにしてくれない状況では「My parents would not send me money.(私の両親は、仕送りをしようとしてくれない)」と言うことができます。
また、人に限らずテレビやパソコン、車などの機能に対してもwould notを使うことができます。例えば、「今朝、車のエンジンがかかりませんでした」は「My car would not start this morning.」となります。
✔肯定文にしても「〜してくれた」とはならず、意味が変わってしまうので注意。「My parents would send me money」と言うと「両親が仕送りをしてくれた」とはならずに、「両親が(何度も)送金した」を意味する。詳しくは下記の3)の解説を参照。
<例文>
I asked him many times but he would not tell me what happened.
(彼に何回も聞きましたが、何が起こったのか教えてくれませんでした。)
My girlfriend is really upset with me. She would not talk to me.
(彼女は私に怒っていて口をきいてくれませんでした。)
I charged my phone but it would not turn on.
(携帯を充電したけど電源が入らなかった。)
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3) In the summer, I would go camping with my friends.
→「夏によく友達とキャンピングに行っていました」
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過去によくやっていた行動パターンや習慣を表す際にもwouldが使われ、used to(よく~したものだ)と似たような役割を果たします。しかし、used toの場合は、習慣となっている行動がより高頻度なもので、且つ“今はもうしていない”ということを強調するニュアンスがあるのに対し、wouldの場合は、習慣となっていた行動頻度が週1回であろうと年1回であろうと、その頻度には関係なく「よく〜した」ということが話の趣旨となります。例えば、「When I was a kid, my grandmother would bake cookies.(子供の頃、私の祖母はよくクッキーを焼いてくれていました)」と言うと、クッキーを作る頻度ではなく、祖母がクッキーを作ってくれていたことが要点になります。それに対し、「私は高校生の頃、毎日サッカーの練習をしていました」と言いたいのであれば、used toを使って、「I used to practice soccer every day in high school.」と言うのが適切です。“毎日練習していた”ことが強調され、且つ“今はもう練習をしていない”ことが相手に伝わります。
✔過去の“状態”を表す場合はwouldではなくused toを使う。例えば「過去にオートバイを持っていました」は「I used to have a motorocycle.」と言い、「I would have a motorcycle」とは言わない。
<例文>
When I lived in Japan, I would go out drinking almost every week.
(日本に住んでいた頃、ほぼ毎週飲みに行っていました。)
Sometimes she would come over and cook Mexican food for us.
(時々、彼女はうちにきてメキシカン料理を作ってくれました。)
During the winter, I would get together with my friends and do a nabe party.
(冬に友達とよく鍋パーティーをしていました。)
~仮定の話をする時~
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1) If I won the lottery I would buy a house.
→「もし宝くじが当たったら家を買います」
架空の話や実際には起こり得ない出来事について話す時にもwouldを使います。一般的に「If _____, I would _____.(〜だったら〜する)」の形式で表現します。例えば、「世界中のどこにでも住めるとしたら、ハワイに住みます」は「If I could live anywhere in the world, I would live in Hawaii.」と言います。
✔文末に「if I knew」に付け足してもOK。
<例文>
If you could date a celebrity, who would it be?
(もし、芸能人と付き合えるとしたら、誰と付き合う?)
I would tell you where she was if I knew.
(彼女がどこにいるか知っていたら教えているよ。)
If I found a hundred dollars on the ground, I would take it to the police station.
(もし100ドルを拾ったら交番に届けます。)
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2) Would you try online dating?
→「あなただったら出会い系サイトを試してみますか?」
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相手に“もしも”の質問を投げかける時は「Would you _____?」と表現するのが定番で「あなただったら〜しますか?」を意味します。相手の意見やアドバイスを尋ねる場合は「What would you _____?」と表現します。例えば、「あなただったらどうしますか?」と聞くなら「What would you do?」、販売員に「あなただったら何をお勧めしますか?」と尋ねるなら「What would you recommend?」となります。
<例文>
Would you date someone older than you?
(あなただったら年上の人とお付き合いしますか?)
What would you do? Would you apologize?
(あなただったらどうしますか?謝りますか?)
Would you be open to living abroad?
(あなただったら外国に住むのはありですか?)
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3) If I were you I would apologize.
→「私だったら謝ります」
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「私だったら〜する」と相手の立場になって何かしらのアドバイスや提案をする場合に使われる表現です。shouldを使った表現よりも控えめに助言したい場合にピッタリの言い回しです。例えば、東京で給料の良い仕事のオファーが入ったが、家族の不幸で地元に引っ越さないといけなくなってしまったと友達に相談され、「私だったら仕事のオファーを断るかな」と言うなら「If I were you I would turn down the offer.」となります。
✔日常会話では「If I were you」を省いて、「I would _____」と直接言うことも一般的。
✔「If I were in your shoes, I would ______.(私があなたの立場だったら、〜をします」という言い方もある。
<例文>
If I were you I wouldn't go.
(私だったら行かないね。)
This milk expired 5 days ago. I wouldn't drink that if I were you.
(この牛乳の消費期限、5日前じゃん。私だったら飲まないよ。)
I would call them and ask for a refund.
(私だったら電話して返金を求めるけど。)
~丁寧・控えめな発言をする時~
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1) Would you turn down the volume?
→「音量を下げてくれますか?」
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人に何かをリクエストや依頼をする際に「Can you _____?(〜してくれる?)」よりも丁寧にお願いする場合は「Would you _____?(〜してくれますか?)」と表現します。例えば、「この用紙に記入してくれますか?」と丁寧に言いたいなら「Would you fill out this form?」になります。
✔より丁寧な言い方が「Would you mind _____?(〜してくれますか?)」。相手に気を使ったとても優しい質問の仕方。
<例文>
Would you close that window?
(あの窓を閉めてもらえますか?)
Would you be able to help?
(手伝っていただけないでしょうか?)
Would you mind changing seats?
(席を変わっていただけませんか?)
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2) Would you like a drink?
→「お飲物はいかがですか?」
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相手に「〜はいかがですか?」と何かを丁寧にオファーする際にピッタリの表現が「Would you like _____?」です。顧客や年上の人、または面識のない人に対して何かオファーする場合は、この表現を使うのが最も無難でしょう。例えば、会社に訪れた顧客に「熱いお茶はいかがですか?」と聞く場合は「Would you like some hot tea?」と言います。
✔友達や家族など、仲の良い人に対してこの表現はちょっと丁寧過ぎる。親しい関係であれば「Do you want _____?」でOK。
<例文>
Would you like a refill?
(飲み物のお代わりはいかがですか?)
Would you like to join us?
(よかったら一緒にどうですか?)
Would you like me to drive?
(私が運転しましょうか?)
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3) I would say _____.
→「〜だと思う」
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この言い方は自分の意見を述べたり何かを推定する時に使われ「〜だと思う」や「恐らく〜だろう」「〜かな」などに相当する表現です。ハッキリと言い切る感じではなく、物腰柔らかく控えめに発言している印象があります。例えば、「彼女、何歳だと思いますか?」と聞かれた際、相手に失礼ないよう謙虚に意見を述べる場合、「I’d say early thirties. Maybe 32.(30代前半だと思う。32歳くらいかな)」という具合に使います。
✔日常会話では「I would say」を「I’d say」と省略して言うことが多い。
✔大抵の場合、「I think」の代わりに「I’d say」が使える。「I think」よりも控えめな響き。
✔必ず答えが求めらるような質問をされた際、決定的な発言や返答を和らげる言い方として「I would have to say _____(〜と言わざるを得ない)」がある。
<例文>
I'd say it's a four to five hour drive.
(車で4時間から5時間くらいかかるかな。)
I'd say this logo looks the best. I like the color and simplicity.
(私はこのロゴが一番だと思います。色とシンプルさがいいと思います。)
Both speeches were excellent but I would have to say Adam's speech was better.
(二人ともスピーチは素晴らしかったですが、私はアダムのスピーチの方が良かったと思います。)
~自分の願望を述べる時~
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1) I would love to go.
→「是非行きたいです」
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「I would love to」は「I want to」と似た意味で「〜を(が)したい」といった強い願望を伝える時に使われれます。「I want to」の気持ちをより強調した言い方です。例えば、同僚に食事を一緒にしないかと誘われた際、「I would love to join you guys for dinner.」と言います。
✔相手の誘いを快く受け入れるときに使われる定番フレーズが「I’d love to!(喜んで!)」
✔その他、相手の誘いを丁寧に断るときに使われる決まり文句でもあり、「I’d love to ____ but _____(〜したいのは山々なのですが、〜)」が定番フレーズになる。
<例文>
I would love to meet with you next week.
(是非、来週お会いしたいと思います。)
I'd love to! What time should I be there?
(喜んで!何時に行けばいいですか?)
I'd love to stay and chat some more but I have to get going.
(残ってもっとお話をしたいのですが、そろそろ行かないといけません。)
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2) I would like to think that ____.
→「〜であると考えたい」
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この表現は「真相はわからないけど、そうであって欲しい・・・」のようなニュアンスとして使われます。例えば、Facebookの個人情報の取り扱いに対し、多少の疑いはあるものの情報はしっかり保護されていると信じたいといった気持ちを表す場合は「I would like to think that Facebook protects our personal information.」となります。また、自分の発言や意見を物腰柔らかく控えめなニュアンスにする役割もあります。例えば、「あなたは良い父親だと思いますか?」という質問に対し「I would like to think I’m a good father.」と答えると、「私は良い父親であると考えたいのですが・・・」といった具合に謙虚な響きになります。
✔日常会話では「I would」を「I'd」と短縮して言うことが多い。
✔「そうだと思いたい」は「I would like to think so.」
<例文>
I would like to think that hard work pays off.
(努力は報われると信じたいです。)
I would like to think professional athletes don't use drugs.
(プロスポーツ選手は、薬物を使用していないと信じたい。)
I would like to think my English is getting better.
(自分の英語力が上達してるって思いたいや〜ん。)
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early next week用法 在 Hapa Eikaiwa Facebook 八卦
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ネイティブ英語に近づく!「Get」の使いこなしガイド(中級編)
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先日のコラム『スムーズな会話に欠かせない「Get」の基本用法(https://hapaeikaiwa.com/?p=23377)』では、getを使った17のフレーズをご紹介しましたが、今回はgetを使った日常表現「中級者編」をご紹介します。
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1) Get along with
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Get along withは人と良好な関係にあることを表現する際によく使われるフレーズで、友達や家族に限らず、仕事の上司や同僚たちなど、あらゆるシーンにおいて使うことができる表現です。「〜と仲良くやっています」は「Get along with_____」と表し、「私は妹と仲が良いです」は「I get along with my younger sister.」、「私は彼と仲良くありません」は「I don't get along with him.」、「同僚とは仲がいいですか?」は「Do you get along with your coworkers?」のように表現します。
<例文>
We sometimes get into fights but we get along.
(私たちは時々喧嘩しますが、仲は良いですよ。)
How's your new job? Are you getting along with your coworkers?
(新しい仕事はどう?同僚たちとうまくやってる?)
I get along with my parents-in-law. We're actually really close.
(私は義理の両親と仲が良いです。実はすごく仲が良いんです。)
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2) Get rid of
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get rid of は「〜を捨てる」や「〜をなくす」を意味する表現です。不要なものを処分したり捨てたりするなど、「好ましくない物事を取り除く」というニュアンスがあり、remove のより口語的な言い方として使われます。例えば、「漫画を処分しました」は「I got rid of my comic books.」、「インスタのアカウントを削除したの?」は「Did you get rid of Instagram?」、「この染みを落とすことができない」は「I can't get rid of this stain.」と言います。
get rid ofはその他にも、迷惑な人を「追い出す」や風邪を「治す」、「習慣を直す」といった意味としてもよく使われ、「彼を追い払ってください」は 「Get rid of him.」、「風邪がやっと治りました」は「I finally got rid of my cold.」、「その悪い癖を直さないと」は「You have to get rid of that habit.」と言います。
<例文>
I think it's time to get rid of this old couch and get a new one.
(そろそろこの古いソファを捨てて、新しいのを買った方がいいと思う。)
I came down with a nasty cold. I can't get rid of it.
(ひどい風邪を引いて、なかなか治りません。)
What do you do to get rid of stress?
(ストレス発散のために何をしますか?)
--------------------------------------------------
3) Get around
--------------------------------------------------
get around はあちこちに移動することを意味し、特に街中を歩き(動き)回ることを表す場合によく使われます。例えば、「ロスは車がないと移動するのが難しいです」は「It’s hard to get around LA without a car.」、「電車に乗ってあちこち行った」は「I got around using the train.」と言う具合に表現します。
また、get around は噂話やニュース、口コミなどで情報が広がり多くの人たちに知れ渡ることも意味します。例えば、「ニュースはすぐに広まった」は「The news got around fast.”」、「噂はすぐに広まる」は「Rumors get around quickly.」と表します。
さらに、前からやろうと思っていたことに(時間を見つけ)着手することを表す場合にも使え、“get around to + 動詞ing”の形式で表現できます。一般的に「(〜をやりたいと思っていたけど)結局、時間がなかった」のように、否定文で使われることが多く、時間的な余裕がなくてやりたい事が出来なかったことを伝える状況でよく用いられます。例えば、「今日は英語を勉強する予定でしたが、時間がありませんでした」は「I was planning on studying English but I couldn't get around to it.」のように表現します。
<例文>
What's the best way to get around Hokkaido? Can I take the trains to get around or do I need a car?
(北海道をあちこち移動するのに一番いい方法は何ですか?電車で移動できますか?それとも車が必要ですか?)
Word gets around instantly on Twitter.
(ツイッターでは一瞬で噂が広まります。)
I finally got around to cleaning out my closet. I got rid of a bunch of old clothes.
(やっとクローゼットの片づけができました。古着をたくさん処分しました。)
--------------------------------------------------
4) Get away (with)
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get away は「逃げる」や「離れる」を意味する表現です。一般的に追手などから逃れる意味で使われ、例えば「泥棒が逃走した」は「The thief got away.」と言います。その他、「~から離れる」の意味としても使われ、その場合は"get away from ~"形式が使われます。「ここから離れよう」は「Let's get away from here.」、「私から離れて。あっちに行って」は「Get away from me.」のように表します。
また、日常会話では仕事や地元から離れて、どこかへ旅行や遠出する意味としてもよく使われ、「Let's get away」は「Let’s go on a vacation」の代わりに使えるカジュアルで口語的な言い回しです。但し、get awayはあくまで漠然とどこかへ行くことを意味するため、具体的な目的地を含めて「Let’s get away to Hawaii.(ハワイへ旅行しよう)」と表現するのは不自然なので気をつけましょう。ちなみに、getawayはshort vacationの代わりに使える表現で「短期休暇」を意味することから、weekend getawayは「週末のお出かけ」といった意味になります。
さらに、“get away with〜”は「〜を許される」や「~を免れる」、「〜で済む」といった意味で使うこともでき、特に悪事を働いたにもかかわらず罰されずに済んだり、罪を逃れるニュアンスが含まれます。例えば、「彼はカンニングがバレずに済んだ」は「He got away with cheating.」のように表現します。その他、ずるをした相手に「ただでは済まないぞ!」と言う時は「You won’t get away with this!」、大きな交通事故に遭ったが「彼女は軽傷で済んだ」と言う場合は「She got away with minor injuries.”のように言います。
<例文>
I chased after the cat but she got away.
(猫を追いかけましたが逃げられました。)
Let's get away this weekend and go somewhere.
(今週末はどこかに遠出しよう。)
How did you get away with not paying the NHK fee?
(どうやってNHKの受信料を払わずに済んだんですか?)
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5) Get over
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get overは落ち込んでいる状態から立ち直ったり、辛い出来事や困難を乗り越えることを意味する日常表現です。特に失恋から立ち直ることを表すときによく使われ、「I finally got over my ex-girlfriend.(元カノのことをやっと忘れた)」のように表現します。逆に、元カノのことを忘れられない時は「I can’t get over my ex-girlfriend.」と言い、まだ未練があるニュアンスが含まれます。その他にも、家族や友人など大切な人の死や、突然の解雇といった辛い状況を乗り越える場面でも使われます。
また、get overは不安感や恐怖心を克服する意味としても使われます。人前で話す時の緊張感に打ち勝ったり、高所恐怖症を克服するなど、努力して自身の弱点や問題点を乗り越えるニュアンスが含まれます。例えば、「高所恐怖症を克服しました」は「I got over my fear of heights.」と言います。
その他、風邪やインフルエンザなどの病気が治ることもget over を使って表すことができます。「風邪が治った」は「I got over a cold.」、「インフルエンザが治った」は「I got over the flu.」のように表現します。
<例文>
It took me years to get over the loss of my dog.
(愛犬の死から立ち直るのに何年もかかりました。)
I'm starting to get over my fear of speaking in public.
(人前で話す恐怖心を克服しつつあります。)
How long did it take you to get over the flu?
(インフルエンザが治るのにどれくらいかかりましたか?)
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6) Get off
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バスや電車などの乗り物から降りる時にget offが使われます。例えば、「私はここで降ります」は「I'm getting off here.」、「渋谷駅で降りてください」は「Get off at Shibuya station.」と言います。ちなみに、車から降りる場合はget offではなくget out ofが使われ、「車から降りましょう」は「Let's get out of the car.」と表現します。
また、get offには「仕事が終わる」の意味もあり、finish workの口語的な言い回しとして使えます。例えば、「何時に仕事が終わるの?」は「What time do you get off work?」、「5時に仕事が終わります」は「I get off work at 5.」と言います。日常会話ではworkを省いてシンプルに、「What time do you get off?」や「I get off at 5.」と言うこともできます。この表現は「仕事が終わる」状況で使われるのが一般的なため、学校やレッスン、部活やプロジェクト、または宿題などが終わる意味で使うのは違和感があるので使い方には気をつけましょう。
<例文>
We're getting off at the next station.
(次の駅で降ります。)
Watch your step when you get out of the car.
(車から降りる時は足元に気をつけてください。)
I get off work early today. Do you want go Christmas shopping in the afternoon?
(今日仕事が早く終わるんだ。午後はクリスマスショッピングに行かない?)
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7) Get back
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Get back はreturnの口語的な言い回しで、「戻る」や「帰る」を意味します。例えば、「昨日帰ってきた」は「I got back yesterday.」、「仕事に戻らないといけません」は「I need to get back to work.」と言います。"Get back from ~"で「〜から帰る・戻る」になり、「昨日、出張から帰ってきた」は「I got back from my business trip yesterday.」になります。また、get backは誰かに貸したものや預けたものが返ってきたり、失くしたものが戻ってくる意味としても使われます。例えば、点検に出した車が明日戻ってくる場合は「I get my car back tomorrow.」という具合に言います。
さらに、get back toは「〜に返事する」を意味します。例えば、メールで「ご返信ありがとうございます」は 「Thanks for getting back to me.」と表現することができ、「Thank you for your reply.」よりもカジュアルな響きになります。また、折り返しの電話をしたり、改めて連絡をするときは、get back to you ~の形式が使われます。例えば質問に即答できないときは、「I’ll get back to you on that.(その件については折り返し連絡します)」や「I’ll get back to you by next week.(来週までに改めて連絡します)」のように返答するといいでしょう。
また、仕事に復帰したり、しばらく休んでいた運動や英語の勉強などを再開する時はget back into ~ と表現します。特に長い間、距離を置いていたことを再開するような状況で使われ、例えば、「I got back into studying English.」と言うと、「しばらくやっていなかった英語の勉強を再開しました」といったニュアンスになります。
その他、一度別れたカップルがよりも戻すことや、一度離婚した夫婦が同じ相手と再婚する時は"get back together"が使われます。基本的には別れた2人の関係性が修復された状況に対して使われます。「私たちはよりを戻した」は「We got back together.」、「トムとリサはよりを戻した」は「Tom and Lisa got back together.」と言います。ちなみに、音楽グループが再結成するときにも使われます。
<例文>
Sorry for not getting back to you sooner.
(返事が遅くなってすみません。)
I don't know the exact dates off the top of my head. Let me get back to you on that.
(具体的な日付はパッと分かりません。後でご連絡します。)
This winter, I want to get back into snowboarding.
(この冬はスノボーを再開したいです。)
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8) Get to
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ある場所への行き方を尋ねる時の定番の質問が、"How do I get to ~?"です。例えば、「空港まではどうやって行きますか?」は「How do I get to the airport?」、「渋谷駅まではどうやって行きますか?」は 「How do I get to Shibuya station?」のように言い、"How do I get to"の後には行きたい場所を入れるだけでOKです。
また、"get to work"で「仕事に取り掛かる」という意味になります。例えば、ミーティングが終わった後、みんなに「仕事に取り掛かりましょう」と言う場合は「Let's get to work.」と言います。この表現は基本的に「仕事に取り掛かる」の意味で使われるため、例えば「準備に取り掛かる」を「Let's get to preparation.」と言うことはできないので気をつけましょう。
その他、何かにイライラしたり不快に思う気持ちを表す時に、"get to someone"が使われます。AnnoyやBotherと同じ意味合で使われ、例えば「彼にはイライラする」は「He gets to me.」、「この湿気にイライラしてきた」は 「This humid weather is getting to me.」のように表します。
<例文>
Excuse me, how do I get to the city hall?
(すみません、市役所までどうやって行きますか?)
We have a lot to do today. Let's get to work.
(今日はやらないといけないことがたくさんあるので、仕事に取り掛かりましょう。)
Don't let little things like that get to you.
(そんな些細なことを気にしちゃだめだよ。)
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