東京オリンピック・パラリンピックに向けて、去年11月から南スーダンの陸上選手を受け入れてきた前橋市は、大会の延期を受け、今年7月まで引き続き受け入れを続ける考えを示した。前橋市は当面の対応として、今年7月まで従来の計画通りに合宿を続けてもらう。その後の対応は南スーダンのオリンピック委員会など関係機関と協議をした上で、来年が見込まれる本大会まで継続的な受け入れを続けたいとしている。前橋市は、内戦により練習環境が整わない南スーダンの陸上選手やコーチ5人の長期合宿を去年11月から受け入れていた。会見で南スーダンの選手たちも「前橋市でこれからも練習していきたい」と語った。
